私が休職中にしたこと〜恩師の言葉を添えて〜

みなさん、こんにちは。

前回の初ブログ記事で「すげー長い自己紹介だな」と皆さんからのツッコミを受けつつ、年空白があった友達から「ブログ読んだ。会いたい。」って連絡が来て来週会う事に。元カレからの連絡は心の底からNo Thank Youだけど、こういうのって嬉しいね。

私は今年の8月末で大学病院を退職しましたが「こんなところ今すぐ辞めてやる!」と勢いでスパッと辞めれた訳ではないんです。体と心を壊して休職してから退職に踏み切るまでなんだかんだ4ヶ月かかった上に、最初は病院に戻る気満々の休職でした。

じゃあ、なぜ病院に復帰するつもりだった私が退職に踏み切ったのか。

それは言葉です。

・実際に休職するために管理職と戦ったのは
・退職する手続きをしたのも
・行動するのはいつだってこの私

でも私の行動はいつも「誰かの言葉」に支えられ、背中を押され、動かされています。/aside]

 

先月、後輩から「ユナさん、私も看護師辞めました」と連絡が。ミスを連発して「あなたに看護師は向いてない」と言われて、もう看護に関わりたくないと怖いと。なんてこと言ってくたんだよ…という気持ちでいっぱいです。

その子が看護師を目指した背景、それまでの努力、応援していた家族の想いがその先輩の言葉1つで消えてしまう。言葉って刃物にもなるし、救命道具になる事もあるんだよなぁと痛感してます。

今日は私が救われた言葉やきっかけになったものを書くので
看護師辞めたい」「看護師辛い」「転職したい」「現状を変えたい」方に読んでいただけたらと思います。

看護はあなたの一部であって、すべてではない

(by看護学生時代の講師)

その先生は世界で活躍する日本で数少ない疫学者。看護師でもあり起業家でもあり海外でも引っぱりだこ。肩書きだけ聞くと「看護師に人生捧げてる系の人かな?」と思ったんだけどその先生は違いました。

「日本の病院はまだ時代が昭和。看護はコミュニケーションだと言いながら一歩的に攻撃してくるババアもいるしイケテナイんですよ。皆さん、さっさと国家資格ぶん取って自分の道を切り開いて下さいね。」と。

国家資格をぶん取る・・・・・。考えた事もなかったぜ・・・。

当時、こんな固い看護師の世界でこんなことを言えちゃう教員がいるのかと驚いたものです。

その先生が教えてくれたのは、

たとえ看護で失敗したからと言って、その失敗はあなたの全ての失敗ではない

看護から離れる事も人生では必要な事です。看護から離れても全然いいんです

看護は自分の人生を豊かにする一つの道具に過ぎず、看護が病院に縛られる必要は全くありません。
看護や病院で縛られるより、良い恋愛をして、良い音楽を聴いて、良い旅行をする方がよっぽど良い人生だし、良い勉強になります。

堅く考えずに、自分を追い込まずに、逃げ道を確保しておいてください。

と、恩師ににもらったこの言葉はずっと私の心に居座ってました。5年もの間。そして、フリーランスに踏み切った私の燃料はこの言葉です。

私は休職・退職=「逃げる」、マイナスなイメージだったんですよね。でも実際には、

休職・転職・退職などの人生のキャリアに響くイベントって、例え今いる場所がどんなにひどい職場だとしても現状維持が1番楽な方法だと思うんです。変化を求める方が倍以上のエネルギーを使う。

だから辞めるのは、休むのはマイナスな事だと思わなくていいよ。

逃げた者は、もう一度戦える

これは私が好きな哲学者の格言。
逃げるのが遅れると戦えなくなってしまいます。私は少し逃げ遅れたため、戦う準備に半年ほど休憩してました。

逃げることも必要な戦略。一度退却して形成を立て直す勇気も必要です。それが次のチャンスを生み出す!!

これは看護師だけに限らず、どんな人にも当てはまる言葉ですね。

 

辞めるタイミングとは「働いている自分を嫌いになった時」である

私「仕事辞めたぁ〜い」って言いながら毎年行動に移さない人を見るたび「辞めたらいいのにな」と静かに思ってます。

時間は有限なのに、辞めたいと思いながら働く時間がもったいない

その「仕事辞めたぁ〜い」の言葉の裏には、本気で辞めたいの意味で使ってる人と、本気でやめる気は無いけどとりあえず口から出ちゃうタイプがいると思います。

前者においては、辞めたいのに働き続けられるそのメンタルってどこで鍛えてんのいいジム教えて?!って思ってます。逆にすごい。

「辞めないんですか?」と聞くと、

同期が、時期が、お金が、師長さんが、両親が、次にやりたい事もないし、転職しても自分に合う場所があるかわからないし・・・そりゃもう理由は色々出てくる。

ちなみに私は恋愛でも同じことを言う。
彼氏と別れるか別れないか悩んでいるという恋愛相談を受けると、

「その彼と別れるべきタイミングは彼を好きでいる自分が嫌いになった時」じゃない?と返す。(こういうことばかり言うのであだ名は熟女です)

そうしたら、彼のことは嫌いになったわけじゃないし、むしろ好きだし、3年も付き合っているし、別れたら寂しいし、この人以外に良い人ができるかわからないし・・・これまた色々と出てくる。

「結局は自分の好きなようにしたらいいんだよ

ただ、前に進むには何かを捨てる覚悟が必要。全部持ったままでは進めないんじゃない?と。

仕事も(恋人も)、楽しい時と辛い時が交互にくるものだと思ってます。同じ仕事をしていたら飽きはくるし、同じ人と付き合っていたらそりぁ飽きはくる。好きな時も嫌いな時もある。

そういう気分のアップダウンで辞めるのは、他の病院でもうまくいかないんじゃないか、誰と付き合っても上手くいかないんじゃないかと不安が残ると思うので

私は「ここで看護師として働いてる自分が好きか・嫌いか」で判断してました。

3年目までは大変だけどやり甲斐があって看護師として働いている自分が好きで、(※外見の劣化は別にして)キラキラしてたと思います。

でも、4年目になって家から病院までの行き来が義務的に感じて、毎日同じことを繰り返している感じがして、体調を崩してから自分の健康を犠牲にしながら働く自分が嫌いでした。

自分に余裕がないと、患者さんやスタッフに普段はイラっとしないことでもイラっとしてしまう。そんな自分が嫌いに。

目標・目的を考えずにとりあえず働いて毎日をやり過ごす自分が嫌いに。

患者のいのちを守るために、自分の寿命を犠牲にして働いている自分が嫌いに

なので、辞めました。

彼のことは好きでも、彼中心の生活になったり、何かが原因で浮気を疑ったり、彼の言葉や行動を疑うようになったら、そんな自分が嫌なのでお別れしてきました

「人手が足りないから・患者を守れないから辞めさせなれない」は無視で良いです。どうにかするのが管理職の仕事。1人抜けたら患者の命を守られない環境を作っているのは管理者のマネジメント不足です。

次にやりたい事でもあるの?」「どこに行っても一緒よ。」「どこに行ってもやっていけないわよ。」これも無視でいいです。自分が決めること。言いくるめられる適当な言い訳を作りましょう。

そして自分が潰れてしまうと思ったらすぐに辞めましょう。あなたの代わりはあなたしかいません。

これは私の基準ですが、参考までに!

20代のうちにしておきたい17つのこと 

いざ3ヶ月休職になった時に、「この休み何をすればいいの!?」って呆然としました。

突然ですが、画面の前のあなた。
明日から1ヶ月の休みを言い渡されたとして、あなたは何をしますか?

【私はハワイに行った、気分はモアナ】

休職中に通っていた精神科の先生に

「今のあなたの仕事は好きなことをすることです。」

早く戻ろうと思わなくていいので、とにかく好きなことだけして下さい」って言われて

好きなことをするのが治療なんて考えてもみなかったなぁと思いながらも、私の好きなこと・今やりたいことってなんだっけなぁ〜と私は本棚からこの本を引っ張って来ました。

本田健のベストセラー、有名な1冊。プレゼントしてもらったまま眠っていたやつ(おい)
この本の中にある17項目にチェックを付けてみた。

この時に看護師としての人生じゃなくて、自分の人生に向き合った気がする。自分のやりたい事、やり残したことについて良く考えるようになった。

その当時の採点結果は

人生最大の失敗をする・一流のものに触れる・人生を100%楽しむ、自分のルーツを知る、才能のかたちを知る、質問力を鍛える0点。

・人生が変わる本に出会う・お金と時間の管理を学ぶ、異文化に触れる旅に出るが50点。

これを見た時に「なんか私の人生虚しいな」って感じて、このまま今の場所で働いていたら、満点取れないまま30代に突入するだろうなと。

そんなこんなで私はフリーランスの道を選んだわけですが、自分に満足できるなら現状維持でも、転職でも、退職でも、フリーランスでも何でもいいと思います。

好きな自分でいましょう。自分で自分を満たしましょう。っていうお話でした。

そのほかに

違う業界に人と会う(視野を広げる)
・幼稚園や小学生の頃の友達と会う(同年代の友達はどう成長しているのか)
・本を読む(人の考えを盗む)
・ジムに通う(メンタルは体で鍛える。昼夜逆転しなくなる)
・栄養バランスの良い食事
・地元に帰る(家族や住みなれた環境に身を置く)

 

これも効果的でした。一度立ち止まって休んでみるのも良いですよ、仕事はいつでもできます。ってことで、今日もまあまあ長くなりましたが、ここまで読んでくれた人、すきです。

 

 

6 件のコメント

  • はじめまして。
    私は今、転職を悩んでいる看護師4年目の女です。
    ユナさんと似たような状況に陥っていて、辞めることを悩んでいます。
    ブログ楽しみにしてます。

    • 初めまして。と言うことは、おそらく同い年ですね! 私のブログが読んでほしい人に届いていて嬉しいです。私と同じ状況と言うことは体調不良でしょうか?どうか無理せず、自分のことをケアしてあげて下さいね。

  • はじめまして。看護師2年目のものです。毎日同じ繰り返しでいつのまにか夢も失って心のゆとりもなくなって自分の健康を犠牲に働いてそんな自分が嫌いでしんどくて、もう心と身体限界でドクターストップで3ヶ月休職を言われました。でも、こんなに休んでなにをしたらいいのか、動けるときもあるので自分は甘えて逃げてるだけじゃないか、怠けてるんじゃないか。みんなギリギリな中で働いてるのに自分だけ最低だって思って。出かけられる時に出かけたら休んでるのに。って思われるんじゃないかとか色々悩んでいました。そんな中ユナさんのブログを見つけて。少し看護から離れてもいいのかな、好きなことをしてもいいのかなって心が救われました。ありがとうございます。少し自分の好きなことは何だったのか思い出してやってみようと思います。

    • あかねさん、コメントありがとうございます。少し前の私と同じ状況なのでお気持ちよくわかります。今、すごくしんどいですよね。体と心は繋がっているので、どちらか先に壊れると両方にダメージが来るものだと思います。私は1ヶ月目は何もしないでぼーっと過ごし、2ヶ月目は整え、3ヶ月目に自分の好きなことをして、ゆっくりと治したのであかねさんも、焦らず自分を責めず、ゆっくり休んでくださいね。人生100年時代、70歳まで働く時代です。女性としても人生においても1番良い時期なので、看護から離れて、仕事をしない時期があって良いと思うし、むしろその時間が大切だと思います。そして立ち止まって人生を考える時間は絶対にかけがいのないものになります。

  • ユナさん初めまして。twitterからこのブログにたどり着きました。私は助産師としてこの4月から働き始めました。なりたくてなりたくてやっと就いたお仕事なのに、心が疲れてしまいました。お産をみても感動しないし、嫌なことがあっても泣けなくなってしまって何でこのお仕事を選んだのか分からないです。辞めようと思って、違う生き方を考えつつ、もしかして早まっているだけなのかな?でもやっぱり辞めたい、の繰り返しです。今日ユナさんのブログを読ませていただいて、ユナさんの恩師の言葉がとても響きました。自然に涙が出ました。ここで働いている自分が嫌いになったら辞めどき、というユナさんの言葉にも背中を押されました。1年目で看護から離れてしまう不安はありますが、自分の心の声を聞いてあげたいと思いました。心強いお言葉をありがとうございます。それを伝えたくてコメントさせていただきました。長文すみません。

    • ちなつさん コメントありがとうございます。私が救われた恩師の言葉、私の経験が少しでもお力になれたようですごく嬉しいです。辛い時期と楽しい時期は交互にくるものだと思います。これがずっと辛くなってしまったり、何をしても辛いに変わってしまったら心のお休みのサインかなと思ってます。人生はこれから長いです、なりたくてなった助産師、いつまでも消えない国家資格ですから心からまたやりたいと思うまでお休みするのはとてもいいことだと思います。1年目だろうと10年目だろうと時期は人それぞれです。ちなつさんの人生は助産師であることではありません、心からしたいと思うもの、心が動くものをぜひして見てください。

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